小人閑居してなんとか

　自分内イベントも無事終わり、だら～っと過ごしていた火曜日のことです。CSで古い刑事ドラマをやってました。私もさすがに生まれたか生まれてないかくらいのふるーいの。こういうのって街の風景とか人物の風俗が面白くってストーリーとは無関係についつい見てしまうんですね。
だけども番組の紹介文句と見たものの内容がずいぶん違うの。
「迅速（スピード）、科学（サイエンス）、秘密（シークレット）の3Sで犯罪捜査に挑む初動班グループ・特別機動捜査隊の活躍を描く。」（東映チャンネル・特別機動捜査隊)

  …けど。
夫の手で心中に見せかけ殺された旧家の嫁…の事件を解決したのは本人の残した日記帳だったし。
また別の話。都会の片隅で殺された悪党の事件では、その男の情婦の人生を山梨ロケまでして丹念に描きあげてくれるし。

えっ？スピード？サイエンス？すりーえす？
なんかどろっどろの愛憎模様しかないんですけど？

１５年に渡り放送された長寿番組の、私が見たのは第360話とかなので、その頃には番組がこんなことに変わってしまっていたのか。
それともはじめからそーいうもんなのか。
  もしも最初からそういう系統のドラマなのだとしたら、日本人にとって犯罪や事件というのは、結局男女や家族の感情のもつれで起こるものなのかしら、とかそんなことを考え…

すっ…ごい面白かったの！
女が田舎に帰ったら里の兄ちゃんが奥さんに「おい、今日は鶏つぶしてやれや」とかいうの！奥さんはちょっとイヤな顔して、「だけど今居るのはみんな若鶏だし…」とか渋るの！おんもしれぇぇぇ！
  私がなぜか異様に盛り上がっているもので、一緒に見てたダンナに神楽が憑依したアル。
「銀ちゃんがわけわかんねーモン見てコーフンしてるアル」言われたネ。
「ちょ、おめ、これがわかんねぇのっ？うわー！そうそうそう、客が来るとつぶして鍋にすんだよ！そうそう、江戸から帰って来たねーちゃんてこんくらいきれーに見えたよなァ」

わわわ、私いくらなんでもそんな年じゃないですよ？ないんですけど。