王様の耳はロバの耳ー！

　ごめんなさいごめんなさい。にこやかにスルーすればいいんですけど、考えこんでしまったんです。
　毒？っぽいかもしれないので隠します。

　文章の感じから、たぶんずいぶん幼いお嬢さんからね、メールをいただいたんですよ。
「すみれさんの書く高杉夢が読みたいでーす。
ヒロインはこうでこうでこうでこんな女の子でー、
高杉との関係はこうでー、シチュはこんなのでー…」

　あ、もちろんメールの内容は変えてます。まあイミはだいたいそういうような。ってことで。
　返信用のアドレスもなかったのでちょうどいいからここで話題にさせてくださいね。

　わたしあなたの妄想具現化ますぃーんにはなってあげられません。
　ごめんね。


　てかさー、そんだけ具体的に頭の中にあるんなら自分で書けばいいんじゃないの？と自家発電歴長いおばちゃんとしては思うんですが。
　世の中にないものは自分で作るしかないのよう？
　なんでも与えてもらえると思うなよー。

　まあ気持ちもわからないではないんですけど。
　自分が書けるものと、理想とするもののギャップに耐え切れないのね。中学生。そういうの「眼高手低」って言うんですって。
　欲しいものが本当にそこにしかなければ、下手でもそれで我慢するしかないんだけど、今たいていのものは売ってるからなー。我慢なんかしないよねー。
　そんでお客様だけが増えていくのかなあ。

　なんかいろいろ考えこんでしまいました。
　あ、別にそのメールに怒ってるとかそういうのでは全然ないんで。むしろ私がそのメール主さんを怒らせてますよね。これ。

　ごめんなさい。