かくあれかしですよ

　世間は電王電王言ってるっつーのにゲキレンばっかり見ているへそまがり人生。電王は鈴健さんの声だけ聞いてます。
　
　でね、先週今週とゲキレンジャーは主人公の男の子が落ち込んで立ち直る回だったのです。
　課された重い宿命から、一度は逃げたけれど前向きに受けとめる、という大切なシーンがあってね。
　
　主人公は怪我をした師匠を背負ってけわしい崖を登るのです。
そして登りきった主人公に師匠が諭すわけですよ。
お前はなぜ重いわしを捨てることもできたのに、そうせずに最後まで背負いきってくれたのか、と。
　で。そこから彼の背負わされた宿命について考えさせる、という演出で。

　私の書き方が悪いので陳腐に見えるかもしれませんが、本編はホントに良かったの！！

「抽象的なことを納得する」という心理的な描写を、こどもさんにもわかるように、視覚的に見せた上で、なおかつ噛み砕いてわかりやすく言い直してあって、もう、なんか、もう、すごいな！
　
　難しい言葉で意味ありげな会話だけしてかっこつけてるどこかのアニメは見習ってくれぇ…。