格言

　家からちょっと遠くのスーパーへ時々気分転換に買い物に行くのですが、その途中に地元で人気の今川焼屋さんがあります。今川焼？大判焼？呼び方は色々あると思うんですけど。
　お店といっても街道沿いに、イナバの物置みたいなのをひとつ置いて営業してる感じ。

　でね、何がおいしいかって、
　なんしか、
　とにかく、
　ものっそい
　あんこがたっぷり！！
　いつもはみ出て焦げてます。

　そしてあんこが多いということは、相対的に周りの皮は薄いということで、ぺらんぺらんのその皮では小判状のあの形を保持できないのです。
　そっと持たないと、ぐにゃりとつぶれます。
　二つに割るとぼたぼたあんこがこぼれるのでかぶりつくしか食べ方はありません。すると灼けたあんこで必ず口の中をやけどします。
　
　いやいやいや、ここまでしなくてもよくね？とか思わないでもないんですけど、でもすっごくおいしいし、「あんこが多いとお客さんがよろこんでくれるから…」と、きっとどんどんエスカレートして歯止めがなくなっていったに違いないお店のおばちゃんがなんか愛しいなぁ、と。

　で、そこの今川焼を食べるたび、銀さんに言ってほしくなるひと言があって…。



　
　だから「あんこ比」…