ＰＧ－１２

　00…の裏でやってた映画「仮面ライダー　ＴＨＥ　ＮＥＸＴ」見てました。
　ライダー映画のつもりで見ていたのに、なんだかホラー映画でした…。
　だまされた！だまされた！
　あああめちゃくちゃ怖かったよ！ホラーダメなの怖いのダメなの(> <)

　頭の中で銀さんにも見せて怖さをまぎらせていました。「いやいやいやこれ仮面ライダーだからね何も怖いとかないからねほらほらバイクスタント青木三兄弟がやってんじゃん、さすがだよほらすげぇアクション今のシャンデリアにぶつかるとことかジャッキー意識してんじゃね？」

　これキバもやってる井上敏樹さんって脚本家さんが書いているんですけど。
　平成ライダーをあれもこれもやってるメイン？の脚本家さんで、前半は勢いあるけどまとめになるとぐだぐだだとか、子供向けに作れてないとか、批判いっぱいされてる一方、信者的なファンの人もいるらしいんですけど。

　でもでもなんか、私この人がやりたいことがなんとなくわかるような気がした。
　嗜好の対象がちぐはぐっていうのかなー？
　雰囲気重視の映像とか、人間の業を描いたりとか、シリアスなドラマとかがきっと好きなんよ。この人。
　だけども一方でライダーも好きなんやと思う。
　だから、ミニシアターっぽいマニアックな雰囲気を「仮面ライダーで」やりたいねん。ライダーって部分はきっと外されへんねん。
　「映画やりたいなら特撮じゃなくて普通の話撮れ」って言われても、それは話が違うねん。

　けど、実際に仕上がったものを見てみたら、
「子供には難解で理解されない」けども「大人が鑑賞するには物足りない」もんしかできてへんのな。

　…ま、自戒をこめて。
　なんでか関西弁でお送りしました。